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「短編」第122期のコンペ投稿作でした。
今回は前半部と後半部で話の方向性ががらりと変わっています。よって前半は抽象的な語りですが、必ずしも後半を説明し得たものではありません。とはいえ、「過去の集積」「固定」というキーワードは後半に繋げているつもりです。
後半は、現在のヨシノと過去のヨシノが別人であることを悟った主人公が、記憶の中にある「過去のヨシノ」の亡霊を現在に出現させる、という話でした。
過去の集積をある時点で止め、そのまま固定した「ヨシノ」を存在させるという主人公の試みは、言ってしまえば単なる現実逃避です。が、「現在」という状態の懐疑、あるいは「空性」とでも言うべきものを考える上で、現実から目を背けるのは有意義であるように思います。と、そんな意図が込めての後半だったわけです。
もっとも、逃避が最終的に現実の肯定に結びつかない限りはなんの解決にもならりません。そういう点も含めて、今回は御座なりに書きすぎたかもしれませんね。いやはや。
まぁタイトルは、ピアスの穴と共に過去への執着に陥った男ということで、現実の肯定に失敗した主人公を是認したものなんですがね(-∀-)。

はい、携帯から書いていて辛いので今日はこれにて
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2012.12.01 Sat l 短編(サイト)関連 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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